早く妊娠前の体に戻したい。そんなお母様方のご要望にお応えします。
カリスジムは完全個室、お子様連れで通っていただけます。お子様連れトレーニングについてはこちら。
北村
和佳子(きたむら・わかこ)先生
産婦人科専門医 / 抗加齢医学専門医 / 健康スポーツ認定医
東京大学大学院 生殖発達加齢医学講座 博士課程修了。
虎の門病院、愛育病院、焼津市立総合病院などで産婦人科医として従事。
現在は「かわぐちレディースクリニック」に勤務し、南麻布のマタニティサロン EDEN - Maternity's and Woman's Salon - をプロデュース。
妊娠・出産から女性のライフステージに寄り添った医療を提供している。
妊娠・出産を経た女性の体には、さまざまな変化が訪れます。焦らず、やさしく、でも着実に自分のカラダと向き合っていくことが、産後ダイエット成功の第一歩です。
出産直後も意外とお腹が大きいままで驚く方も多いですが、子宮の収縮とともに少しずつ元に戻っていくのが自然な流れです。とはいえ、完全に戻すには骨盤ケアや軽い運動など、小さな積み重ねがカギになります。
授乳中のバストは、張っては戻るを繰り返すことで肌が伸びやすく、卒乳後にはハリが失われることも。妊娠中からのケアで、しなやかでハリのある肌を保つことが大切です。
産後のカラダは、交通事故並のダメージを受けたとも言われるほど繊細です。「できなかったこと」より「できたこと」に目を向けて、自分をたくさん褒めてあげましょう。ご飯をしっかり食べられた、一回トレーニングできた、それだけでも十分です。
すべてを一人で抱え込む必要はありません。家事や育児を「頼る」「サボる」勇気も産後のダイエットでは大切な要素。少し肩の力を抜くだけで、気持ちも体もラクになります。
赤ちゃんと一緒に過ごす毎日だからこそ、自分の体もいたわりながら。無理せずコツコツ、自分らしいペースで整えていきましょう。
産後の体に必要なのは、激しすぎない・でもしっかり効く運動。ポイントは、動かしている筋肉を自覚しながら丁寧に動くこと。衰えた筋力を少しずつ回復させて、機能を取り戻していくイメージで始めましょう。
体力が万全でない産後に、高重量トレーニングや長時間のランニングはおすすめできません。特に母乳育児中の方は、体力の消耗が母乳の質にも影響するため、負担の少ない運動を選ぶことが大切です。
食べる量を無理に減らさなくても大丈夫。栄養バランスを整えるだけで、体は自然と変わっていきます。特に授乳中は、ママの体の回復と赤ちゃんの成長のためにも、栄養はしっかり摂ることが大切です。
PFCバランス(タンパク質・脂質・糖質)を意識して、栄養の偏りを防ぎましょう。中でもタンパク質は、皮膚・髪・筋肉・血液など、体を構成するための大切な栄養素。健康的に痩せたい方、授乳中の方には特に欠かせません。
アルコールやカフェインは、血液を通して母乳に影響を与える可能性があるため注意が必要です。また、加工食品やスイーツ、ファストフードを毎日続けてしまうと、ホルモンバランスの乱れや偏食の原因に。
もちろん「絶対にNG」ではありません。毎日の習慣として偏らないことが、ストレスをためずに続けられる健康的な産後ダイエットのポイントです。
芸能人のようなスリムなママに憧れて、短期間で一気に痩せようとするのは禁物。無理なダイエットは、体への負担やリバウンドの原因になります。また、結果が出ないことへの焦りやストレスも逆効果に。
産後は「体が軽く感じるようになったらOK」「妊娠前の服が着られたら合格」など、ゆるやかで現実的な目標設定がおすすめ。自分のペースを大切に、焦らずマイペースに続けることが成功のカギです。
抱っこや家事で張ってしまいがちな腰や背中…。骨盤まわりや体幹のストレッチで、歪みを整え、疲れにくいカラダづくりをサポートしましょう。とくに寝ながらできるストレッチは、力まず深呼吸しながら行えるので、リラックス効果も抜群です。
さらに、温かいノンカフェインのお茶や紅茶を取り入れるのもおすすめ。心を落ち着けてくれるだけでなく、食欲を抑えるサポートにもなります。心と体を同時に整える、やさしいダイエット習慣を始めましょう。
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